Perfume Letter vol.1

香りの歴史 

1937年 ルネ·モーリス·ガットフォゼ博士 によってアロマテラピーが誕生しましたが、香り全体の歴史は、もっともっと古く古代エジプト時代から始まります。

さらに前のお話になる、旧約聖書の『創世記』には
神は約束に背いたアダムとイヴを楽園から追放したものの、香りを携えていくことは許した。と記されています。

アダムは日の出と共に神へ香りを捧げ、イヴと共にいくつもの香りを供者として神々に捧げたと伝えられています。

初めから、香りは宗教的な役割があり、神々へ願いや感謝をささげるためのものとして使用されていたのです。
参考文献:香料植物の図鑑/フレディ・ゴズラン

今日、エッセンシャルオイル(雑貨)として、私たちは誰でも手軽に使えるようになりましたが、
香りの歴史を知ると、香りを扱わせて頂ける感謝と共に、気が引き締まりますね。

そこで1つ疑問。なぜ、神様は数あるモノの中から「香り」を携えていくことを許したのでしょう?

癒やしは1つありそうですが、もしくは、、?

香りが、唯一の神様との通信手段だったのかもしれません。(筆者の憶測)

perfumeの語源はラテン語で、「per(~を通して)」「fumum(煙)」という意味です。
煙を通して、神に香りを授けている時間が、アダムとイヴにとって、神と会えるひとときであったのかもしれません。

DREAMY AROMAは、夢を叶えるアロマ。
香りに祈りを捧げ、香りに力を借りる。

とても伝統的な香りの使い方を基に、「植物の愛を引き継ぎ、目の前の人を包み笑顔にしたい」という理念で活動しております。

初めてのPerfume Letter いかがだったでしょうか。
ここまで、お付き合いいただき有難うございました♪

次回の、Perfume Letterは、『精油』の字のお話を綴りますね。

敬意と愛をこめて。
精油の声を聞く研究科・Aroma artist Yoshie より